消化器外科

消化器外科の特徴

胃癌

日本胃癌学会胃癌治療ガイドラインに則り、標準治療の完遂を基本方針としています。
腹腔鏡補助下幽門側胃切除、腹腔鏡補助下胃全摘はステージIA, IB を対象として行っています。
未だ進行癌で発見される症例も多く、当科では大型3型、4型進行胃癌には術前化学療法を行い、治癒切除率の向上を図っています。
術後補助化学療法は、2006年に有効性が報告されたS-1による 標準治療を導入しています。

胃癌手術成績
 2008年から2011年
  切除症例           74例
  腹腔鏡補助手術       25例
  手術を必要とした合併症   0例
  在院死               1例

大腸癌

大腸癌研究会大腸癌治療ガイドラインに則り、標準治療の完遂を基本方針としています。
腹腔鏡補助下結腸切除、腹腔鏡補助下直腸切除はステージ0及びIを対象として行っています。
ステージIIIa及び、IIの一部に対し補助化学療法施行、
ステージIIIb以上及び、再発大腸癌に対しては分子標的薬剤を併用した抗悪性腫瘍剤を用いた化学療法を行っています。

手術成績
 2008年から2011年
  大腸癌切除症例       74例
  腹腔鏡補助手術       24例
  手術を必要とした合併症   2例
  在院死               1例

肝癌

原発性肝癌では動脈塞栓療法(TAE)、エタノール注入療法(PEIT)、ラジオ波治療などにより、良好な治療が得られ、手術適応となる症例は減少傾向にありますが、手術手技の発達により、肝切除は比較的安全に施行できるようになり、肝硬変合併肝癌や転移性肝癌に対しても適応を選び、積極的に切除しております。

胆道癌

ステージI, IIを対象に切除術を行っています。
根治度B症例には放射線照射を含めた集学的治療により長期生存を図っています。

膵癌

ステージIII(T2, N1)までを対象として切除術行っています。

胆石症

全例腹腔鏡下手術を原則としており、2009年からは当科で考案した臍部Y字切開による単孔手術を行っています。高度炎症例を含めて全例開腹に移行することなく腹腔鏡下手術を完遂しています。

手術症例数

2008
           腹腔鏡手術
2009
           腹腔鏡手術
2010
           腹腔鏡手術
2011
           腹腔鏡手術
胃癌 21 0 33 12 30 13 24 7
結腸癌 25 5 14 6 25 3 21 4
直腸癌 13 3 17 3 9 4 14 3
肝悪性腫瘍 5 3 7 3
胆道癌
(膵頭十二指腸切除)
2 2(1) 2(1) 1(1)
虫垂炎
(小児)
29(11) 84(22) 21(8) 11 49(13) 16
胆石症 34 23(22) 23 19 38 34
鼠径ヘルニア
(小児)
74(20) 84(34) 80(29) 81(25)
腹膜炎 11 4 4 4
食道癌 0 1 0 0